写真はたまの港フェスティバルにて、帆船『日本丸』寄港時のもの。
岡山県玉野市。近年、瀬戸内国際芸術祭の玄関口としても知られるようになったこの小さな港町で、私達は60年に渡り、職人さんの為の服作りを続けてきました。
『作業服』とは、お客様にとって、どのようなものでしょうか。
『作業服は、使い捨ての消耗品である』
そう思われる方も、いらっしゃることと思います。
過酷な作業現場において、職人さんが身に纏う服とは、日に日に痛み、汚れ、擦り切れていくもの。
だから、『日本製にこだわった、高価な作業服など必要ない』
それは、とても自然な考え方です。
しかし、消耗品である作業服を作るメーカーでありながら、私達は、服に使う布地をタグのひとつに至るまで国産にこだわり、多くの企業が縫製事業を海外に委託する中、国内の自社工場を守り続けてきました。
なぜなら、私達の作る作業服とは、仕事の為の制服である以上に、信頼できる品質によって職人さんの命を護るもの、そして時に、仕事に宿る職人さんの魂(プライド)を護るものでありたいと考えているからです。
だからこそ、使い捨ての消耗品ではなく、納得のいく製品でなければ、お届けすることは出来ません。
その信念を支えるものこそ、『MADE IN JAPAN』へのこだわりであり、私達のプライドでもあるのです。
また、『TOBIの製品は長持ちする』といったお言葉も、お客様より多く頂戴いたします。TOBIの製品に使用される布地は、江戸時代より繊維産業で栄え、国産ジーンズ発祥の地としても有名な倉敷市児島を始め、すべて国内の工場で織られた反物を使用しています。伝統に裏打ちされた信頼のおける織物を使い、また、60年続く国内自社工場の厳しい目で品質を管理するからこそ、過酷な現場作業においても丈夫で長持ちする服を作ることが出来るのです。
そして、商品をご使用中に生じた傷みや破れに対しては、自社工場での有償修理を積極的に行っています。これも、国内に工場を持つ『MADE IN JAPAN』ならではのサービスであり、TOBIの製品を長くご愛用頂ける理由のひとつです。
『この服のおかげで、今日の仕事は上手くいった』
そう思って頂ける一着をご提供する為に、そしてお気に入りの一着を、一日でも長くご愛用頂く為に、私達は今日も、こだわりの服を作り続けています。
ぜひ、TOBIの作業服をお試し下さい!